拝啓 佐藤初女さま
今まで何個もおむすびを結んできていますが
今日この時の気持ちで結んだのは
初めてです
ごはんの炊けるにおい
のりの音
炊きたてのピカピカしたご飯と
パリパリと気持ちの良い音をたてる海苔と
水晶の欠片のようなお塩と
あたたかいぬくもり
その香り
中心に還り その光をむすんでいる
私のなかの「お母さん」と
私のまわりの「お母さん」は
きっと生命でつながっているの
私が今この時代にこうやって数ある国の中から
「日本」に生まれてきたこと
「和」の魅力、またその「魂」
ていねいにむすぶ大切さ
1つずつの材料のありがたさ
ただにぎること
それだけなのに
そこには命がこめられている
私の左右のてのひらに愛が集まり
「愛しい」「愛しい」って
歌っていたように感じます
並んだおむすびは
地球のようでした
全てを包む その優しさは地球そのものであり
私そのもの
命 ありがとう
愛おしく生命を感じることができました
初女むすびを伝えてくださってありがとうございます
海苔を切る時のように
丁寧に便箋を折る自分に気づきました
誰もが愛されて生まれてきていることを
感じることができました
ありがとう 初女さん
2021年9月27日 えつこさんの台所series8 初女むすび
集まってくださった皆さまと輪になって
佐藤初女さんの食に対する想いがつまった
“初女むすび”をむすびました
そのあと
初女さんにむけてお手紙を綴る静かな時間を持ちました
みなさんのお手紙をお預かりし
それぞれのお手紙から ワンフレーズ ワンセンテンス
つなぎ合わせたら
あの時間だけの ひとつの特別なストーリ―になりました
初女BOOK
“いま、初女さんに逢いたい”20210927web版
お届けできたことがヨロコビです
これまでの初女BOOKはコチラ
20210419開催
20210620開催
初女BOOKとは?コチラ
「初女むすびとの出会い」はコチラ