拝啓 佐藤初女さま
わたしはいま、初女むすびをむすんでいます
食材や食べてもらえる相手を想うだけでなく
使う道具のことも想い
お米を炊く水の量も自分の感覚を信じたりと
大切なことがあるんだと思い出せた気がします
本来日本人はこの感覚でおむすびをむすんでいたのでしょうか
豊かで幸せでした
言葉にすると豊かで幸せだけれど
それだけではないもっと大きなものでした
“ありのままでよい”この言葉が浮かんできました
何者にもならずそのままを受け入れる
今ここにいられる幸せをありがとうございますと
心から思えるひとときでした
おにぎりを握ることは
ストレートに生き方が表れてしまうから
今まで自信が持てなかったのかもしれません
ずっとトライしてきましたが
こんなに愛らしいおむすびを作ることはできませんでした
こんなにかわいいと感じられるおにぎりが作れるように
これからも握っていきたいです
優しさを頂きました
その優しさを私と私の愛する皆へ送ります
おむすびを作る事で皆が仲良く幸せになれたらと願っております
大切なものを教えて頂きありがとうございました
2023年12月11日
えつこさんの台所series8 初女むすび
@サスティナブルcafe&サロンHALUM
森のイスキアで全国から訪れる人々を迎え
手づくりのごはんを用意し、食卓を囲み
相手の言葉に耳を傾け続けた
佐藤初女さん(1921年~2016年)
「いま、初女さんに逢いたい」と願い
集まったみなさんと、輪になって
初女さんの食に対する想いがつまった
“初女むすび”をむすびました
そのあと、初女さんにむけて
お手紙を綴る静かな時間を持ちました
みなさんのお手紙をお預かりし
それぞれのお手紙から
ワンフレーズ ワンセンテンス
つなぎ合わせたら
あの日あの時間だけの
ひとつの特別なストーリ―になりました
初女BOOK
“いま、初女さんに逢いたい”2023.12.11
お届けできたことがヨロコビです
わたし達はむすんでいる
カラダと心とたましい
わたしとあなた
これまでといま
いまとこれから
地球とわたし
わたしと宇宙
わたしと世界
「むすぶ」そのスピリット感じるソラとテシゴトごはん
森のイスキアを想いながら
これからやって来る北国の冬の雪布団のうえに
春に芽吹く希望をのせたGaiaの味オンリースープ
世界にある無数の光の粒に気づけるのは
きっとおむすびの黒のおかげ
白とグリーンと黄色のプレートが
むすんだおむすびを置くことで
きりっと輝きだしました
初女さんに捧げるソラとテシゴトおむすびプレート
食卓囲んで
言葉以上のことを交わし合い
2009年「岩木遠足」で
初女さんが
おむすびをする姿を拝見したあの時の『透明感』は
『十の行程があったら十のどこにも心を離したくない』
そう仰る初女さんの言葉通りに
目の前に繰り広げられていることに
ただただ心をあわせ続ける姿
1の行程から2へ
2から3へ3から4へ
つなぎ目を限りなく優しく流れるように
むすんでいったら
今日より明日
明日より明後日
未来へむかって毎日僅かでも透明感が増している
今日というこの日に「えつこさんの台所」で
初女むすびと出逢ってくださりありがとうございました
「7世代先の子どもたちの未来のために」
HALUMのオーナーMasako sunの想い
「日本で昔から大事にされていることを
イマの感覚で未来へ放つ」
etsuko☆sunの想い
ふたりの想いが
重なり交じり合い
「えつこさんの台所」を共同で開催しています
「えつこさんの台所シリーズ」詳細はコチラ
リクエスト開催の受付はコチラ
これからも
初女むすびをむすぶ場から
生まれた言葉を届けていきます
これまでの初女BOOKはコチラ
(blogのカテゴリー初女むすびよりご覧ください)
初女BOOKとは?コチラ
えつこさんと「初女むすびとの出会い」はコチラ