拝啓 佐藤初女さま
わたしはいま
初女むすびをむすんでいます
2009年の岩木遠足で
初女さんがおむすびをする姿を拝見してから
家族に自分にと
初女むすびをむすびつづけているうちに
ご縁がご縁を呼び
いまでは
初女さんにお逢いしたかった方々
生前お逢いしたけれどいままたお逢いしたいと願う方々
そして初女さんとはじめましての方が
一期一会で集い
共に初女むすびをむすぶ時間を創っています
炊きたてごはんを両の手のひらで包むとき
子宮のなかはこんなだったかなあと思えるような
温もりを感じ
母のお腹にいたときから今までの自分を
温かくむすんでいる気持ちになったり
ある時はその温もりを地球の体温と感じ
梅干しを核に
2枚の海苔は天と地
両の手のひらで
今まさにわたしは
母なる地球をむすんでいると思えたことも
近頃は
輪になり初女むすびをむすんでいる時に
家族との記憶を思い出される方も多く
未来へとつながるイマこの時だけの
「時間」をむすんでいるような気持ちに
おむすびを握りながら
「なんにも考えていないんです」と仰っていた初女さん
青年が命を絶つことを思いとどめたという
初女むすびの有名なエピソード
初女さんが編み出したおむすびの手順は
ひとつひとつが無心へつながる入り口になっていて
心を離さずむすんだ
そんなおむすびは
口にした方の未来に
それぞれにひつような作用をしていく
未来をむすぶ
初女むすび
むすぶこころがふえますように
こころをはなさず
むすぶ姿が
手のひらのちからが伝わる場が
未来の
子どもたちの日常にありますように
それがいまの
わたしの
「おむすびの祈り」です
2022年夏
ソラとテシゴト
まつしまえつこ
これまでの会で
むすぶ姿を映してくださったみなさま
ありがとうございます
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